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ノート3冊分の自分史®を書くと、自己分析と決別することができる

自己分析と決別する

最近のノート3冊分の自分史®セミナーにおいて、特に強調してお伝えしていることがあります。
それは“ノート3冊分の自分史®を書くと、自己分析と決別できる”ということです。

世の中には、多くの自己分析の方法が存在します。
この記事を読んでいるあなたも恐らく、これまで色々な自己分析を試してきたのではないでしょうか。

でも、その結果は・・・?
もし何らかの自己分析をしたにも関わらず、しばらく時間が経つと、また別な自己分析をしているとしたら・・・?

それは結局のところ、“自己分析に決着がついていない”ということです。

あなたはこれまで、自己分析にどれくらいの金額と時間を投下してきたでしょうか。
意外と結構なお金や時間を投下してきてはいませんか?

本来、自己分析をする目的は2つあります。

  • 自分の行動パターンを確認する
  • 自分の認知パターンを確認する

この2つのパターンを把握することによって、いわゆる自分の個性がわかり、結果としてこれからの人生の設計図が作りやすくなるというのが自己分析をする目的です。

そしてもう1つ。
“本当の意味で”自己分析が完了すると、自分のやりたいこと(want to)がわかります。

自分のやりたいこと(want to)がわかると、未来からの逆算ができるようになり、視点が「現在→未来」ではなく、「未来→現在」に変わります。
つまり、“未来から引っ張り上げてもらう”という視点に変わるということです。

僕たちの脳の仕組み

人間の脳は”リアリティを感じる方向に進む”という特性を持っています。
そして多くの人は、未来よりも現在の方にリアリティを感じるため、「現在→未来」の順番で物事を考えます。

例えば、どんなにワクワクする未来を考える時間を日々持っていたとしても、仕事や家事といった”今しなければならないこと”が目の前に出てきたとしたら、一瞬でその未来をリアリティは消し飛び、目の前のことに集中するようになりますよね。

これが先ほどからお伝えしている「現在→未来の視点」です。
一方で、未来→現在の視点とは、いわゆるビジョン(こうありたいという未来)の方が現実よりリアリティを持っているという状態でもあります。

リアリティを持つとは、頭の中でイメージが具体化し、その状況の映像が流れているということ。
つまり、未来の方が現実よりリアリティを持つということは、わかりやすく言うと・・・妄想力に長けているということになります。笑

例えるなら会社の社長。
社長の仕事は未来を創ることです。

常に何年も先の未来を予測し、その未来に対してリアリティを感じているため、そうではない今とのGAPを埋めることで未来に近付こうとします。
そのため、成長し続ける会社の社長は、未来に生きている状態なのです。

未来に生きる、とは。

このように、未来に生きるということは自分の心に正直になるということでもあります。

不確定要素の多い未来にリアリティを持つといっても、多くの場合は「いや、そんなこと実現するかな?」というネガティブな考えがよぎります。

脳は基本的にネガティブなので、このネガティブがよぎった瞬間、まるで夢から醒めたかのように現実世界に引き戻されます。
一瞬で、未来→現在から現在→未来に戻されるということですね。

戻されないためには、心の底から未来(ビジョン)に同意している必要があります。

この、心の底から未来(ビジョン)に同意しているという状態こそ、自分のwant to(価値観)に沿っているという状態なんですね。

あなたも経験があると思いますが、自分がワクワクすることに対しては、それを実現するために途中に障害があったとしても乗り越えることができますよね。

なぜならゴールしか見ていないから。
途中の障害は、乗り越える前提なのです。
これが、未来→現在の視点です。

本当の意味で自己分析が完了すると、この未来→現在の視点が手に入ります。

まとめ

最後にまとめておくと・・・
本当の意味で自己分析が完了すると、自分のwant to(価値観)がわかり、want to(価値観)に沿った未来を描くことができるため、上手くいかない方がおかしいという状態を意図的に作ることができるということです。

つまり、自己分析も二度とやる必要がなくなるということになります。
そのためには、自分の過去と向き合うことが唯一絶対の方法なのです。

だからこそ、「ノート3冊分の自分史®」を書くと、自己分析と決別することができるのです。