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好きなことを仕事にするほど、辛くなる

好きなことを仕事にするほど、辛くなる

本日のタイトルはなかなか辛口かもしれません。

阪井がよく質問をされるものの中に

好きなことを仕事にしたいのですが、どうしたら良いかわかりません。

という質問があります。

私は仕事柄、出張が多くなってしまうのですが、全国や海外を飛び回っているというと、「好きなことを仕事にできて、しかも色んなところに行けて羨ましいです!」というお言葉を頂くことが多いです。

確かに…
好きを仕事にできたら嬉しいですし、やりがいも感じます。

でも、実は
好きを仕事にすることをゴールに設定すると逆にどんな仕事も長続きしない
という統計結果が出ているのです。
この結果は2015年にアメリカ・ミシガン大学が行った「好きを仕事にする人は本当に幸せか?」という調査結果によって明らかになっています。

この調査では、その人の仕事観を「適合派」と「成長派」の2つに分けました。

適合派は「好きを仕事に。」というタイプ
成長派は「仕事は続けるうちに好きになるもので、給料は欲しい。」というタイプです。

一見すると適合派の方が幸せそうに見えますが、実は適合派は時間が経つにつれて、仕事への熱量が減少します。
逆に成長派は、仕事への熱量が変わらないという結果がでました。

さらに、何かトラブル見舞われた時が顕著で、
適合派は「この仕事自分に向いていないんじゃないか…。」と思い始める傾向が強く
逆に成長派は、「仕事ってそういうもんだよね。」とある意味割り切っているので、ストレス耐性が強いそうです。

参考:科学的な適職

確かに、阪井も最初の就活の時は「好きを仕事に!」と思って旅行会社に入社しました。
でも、好きであればあるほど、自分の理想と現実とのギャップに悩み、結果として2年ほどで退職することになったのです。

その後、何度かの転職を経て独立したのですが、独立した理由は好きを仕事にしたというのが第一理由ではなく、自分が副業でコンサルティングしていたことがビジネスとして大きくなったために独立せざるを得なかった、というのが正解です。

結果としてわかるものが天職だ!

このように書くと、もしかしたら「じゃあ全く好きではないことを仕事にしたの?」と思われる方もいるかもしれないので、誤解のないようにお伝えしておくと、いまの仕事はやりがいを感じていますし、好きですよ。笑
おそらく一生やり続けると思います。

でも、好きで好きで仕方ない!のような状態ではないということです。
好きなことを仕事にすると、仕事をする中で何かマイナスなことが起こると「好きを仕事にしたのに、なんでできないんだろう…。」といった意味付けが多くなるということです。

好きなことを仕事にできたからといって、全てのことが楽しいわけではありませんし、もちろん大変なこともたくさんあります。
だってそれが仕事ですからね。笑

何もしていない状態・未経験の状態でいきなり「好きを仕事に!」といっても、それを実現できるのは正直難しい。

その段階で、
いくら自己分析をしても
好きな仕事を探しても
一生掛けてやりたい仕事なんて、そう簡単に見つかるはずがありません。

そうではなく、いろんなことに取り組んでみてから、結果として「これかな?」「これが好きな仕事なんじゃない?」と思えるようになるのです。

そう考えると、好きな仕事は”見つける!”のではなく、”わかる!”の方がニュアンス的には近いのです。
さらに言うと、どんな仕事であれ、自分のリソースを割いた総量が多いものほど好きになります。

リソースを割けるということは、自分の価値観に沿っていると判断できるからです。(価値観については後述します。)

価値観に沿っているかはめちゃくちゃ大事!

とはいえ、やみくもに色んなことに取り組んだとしても、それは遠回りになってしまう可能性が高いです。

そこで出てくるのが「価値観」です。

価値観とは、言わば「僕たち一人一人が持つ行動の源泉(行動パターン)です。

僕たちは生まれてからこれまで、自分の人生を歩んできて様々な経験をしてきていますが、表面上は違う経験に思えても、根幹では一緒のことをしていて、そしてそれは1本の線で繋がっています。
これは間違いありません。

人はこの1本の線である、価値観に沿って行動します。
価値観に沿っている時は、自分に負荷をかけて頑張ることができますが、価値観に沿っていない時は、どんなに頑張ろうと思ってもそれは苦痛でしかありません。
苦痛となるようなことは続けることができないのです。

また価値観に沿っている時には、新しいアイデアが次々と出てきますが、価値観に沿っていない時は全くやる気も出ず、「仕事だから」と割り切って取り組むことも難しいです。

この行動パターンこそが価値観であり、私たちは価値観に沿った行動しか継続することができないのです。
ということは、価値観がわかれば自分の好きな仕事わかる可能性も非常に高く・早くなります。

価値観については、以下の記事に詳しく書いてあります。

ノート3冊分の自分史で見つける「あなたの価値観(自分軸)」とは?

好きな仕事は”見つける”ものではなく、”わかる”もの。
あなたの好きな仕事はなんですか?

価値観を明らかにしたい方は、ぜひ自分史セミナーでお会いしましょう!