なぜ「ノート3冊分の自分史®」コンサルティングを受講する方がいるのか?
「ノート3冊分の自分史®」コンサルティングは、専業主婦の方から経営者の方まで、年齢も20〜60代までの幅広い層の方に受講いただいています。
属性はバラバラですが、共通しているのは「さらに上のステージを目指したい」ということ。
現状に満足することなく、さらに自分自身を成長させるために一度自分と対話をしたい。
そんな方に「ノート3冊分の自分史®」コンサルティングを受講いただいています。
「ノート3冊分の自分史®」は質問シートを無料で配布していますので、ノートとペンさえあれば、誰でもすぐに取り組むことができます。
でもなぜ・・・コンサルティングを受講する方が多いのでしょうか?
その最大の理由は「自分で自分を分析することはできないから」です。
「自分で自分のことがわからない」は当たり前
私たちの脳の機能には、RAS(脳幹網様体賦活系)という機能があり、脳は無意識で自分が重要だと思うことのみを認知します。
逆に、重要で無いと判断したものは「目では見えていても脳は認識しない」という性質を持っています。
この私たちの脳が持つ特性こそ、「自分で自分のことがわからない」ということを引き起こす最大の要因なのです。
私たちの脳が重要と判断するのは、これまでたくさん経験してきたこと。
逆に経験してきていないものは、無意識的に重要で無いと判断してしまいます。
「自分は人見知りだ!」と言う人の幼少期は活発である
たとえば「ノート3冊分の自分史®」コンサルティングでよくあるパターンが「人見知り」です。
「自分は人見知りだ!」と言っている人の「ノート3冊分の自分史®」を拝見すると、意外と幼少期の頃などは活発に動き回っていたりします。
でも、成長するにつれて「人見知り発動!」のような状態になっているケースは多いのです。
そしてこのような状態なってくると、活発な時期より人見知り時期のほうが長くなってくるため、私たちの脳は「自分は人見知りだ!」という情報をたくさん集めるようになります。
逆に「自分は活発だ!」という情報は、幼少期を境に経験がないので、脳は無意識的に重要で無いと判断し、情報を取ることをやめてしまいます。
そうなってくると「自分は人見知りだ!」という思い込みばかりが発達し、それ以外の選択肢がなくなってしまうのです。(阪井はこれを石灰化と呼んでいます。)
心の石灰化が要因である
この石灰化こそ、私たちが自分自身の可能性に制限をかけてしまう最大の要因です。
石灰化に基づく情報ばかり入れる脳により、私たちは本来の自分が持っている可能性に気付くことができない。
そうすると、本来の自分自身が持つ潜在的な能力を存分に発揮することができないため、私たちは現状に不満を持つようになるのです。
そして、この石灰化は例外なく全ての大人に起こっているものなので
あなたが「自分はこうだ!」と思っているものは全て石灰化によるものだ、ということにもなります。
価値観を見つけるのは”超”難しい
その人が持つ本来の性質=価値観とは、一体どのようなものなのでしょうか。
ものすごく簡単に説明してしまうと「自分はこうだ!とあなたが思っていることとは、180度真逆のこと」・・・これが価値観になります。
先ほどの例であれば、人見知り ⇔ 活発のようなものです。
でも・・・たったこれだけの説明では、理解・納得することは難しいです。
なぜなら、私たちの脳が「人見知り」でガチガチなので「あなたの本来の価値観は活発ですよ!」と言われたとしていも、「いやいやいや、そんなわけないじゃん!」と即座に否定してしまうからです。
この反応によって、私たちは自分の可能性にフタをしてしまいます。
でも、顕在意識と潜在意識が出してくれる答えは違うもので、「ノート3冊分の自分史®」を書くと・・・その方の自分史には「活発」という表現がなぜか多用されているのです。
なぜなのかはわかりませんが。笑
「ノート3冊分の自分史®」コンサルティングにおいて、阪井はここを読み取っていきます。
このように説明してしまうと「ノートに書いてあるなら自分でも見つけられるじゃん!」と思われる方もいるかもしれませんが、先ほどのRASの働きによって、当の本人は「人見知り」モードのため、活発という単語が書かれていてもそこに重要さを感じることはできないのです。
しかも、他の人にノートを見てもらったとしても、その人のRASによって情報が取捨選択されるので見つけることが難しい。
このノートに書かれている「本人が心から希求していること(価値観)を見つけることが「ノート3冊分の自分史®」コンサルティングの一番の目的であり、このワードを見つけることができれば、その方の人生はそのワードで説明ができてしまう」ということが起こるのです。
この時のスッキリ感ときたらもう!
本人の表情がガラッと変わるこの瞬間こそ、価値観がわかった瞬間なのです。
まとめ
このように文章にしてみたのは初めてですが、少しは伝わったでしょうか?
「ノート3冊分の自分史®」を書くと、自己分析と決別することができます。
それは、数百ページにも渡る「自分の人生をたった1つの単語で説明できてしまう」から。
人生は複雑に思えますが、実はものすごくシンプルなんですね。
複雑にしてしまうので、私たちの脳の仕業なんです。
もっとシンプルに。もっと軽やかに。
あなたの「ノート3冊分の自分史®」を拝見できるのを楽しみにしています。