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ノート3冊分の自分史®は心の石灰化を治す

ノート3冊分の自分史®を使ったセッションを提供している時に、受講者の方から「え、そんなこと書いていましたか?」と聞かれることがあります。
実際には受講者の方が書いたノートを元にフィードバックをしているので、そのような反応が返ってきたらここぞとばかりに自分史を一緒に確認していきます。
実はこの確認する作業がとても大切で、ノート3冊分の自分史®を有効活用するためのエッセンスにもなっています。

ノート3冊分の自分史®は”行動”に着目する

ノート3冊分の自分史®を提供する過程で、私が最も重視して確認することが”受講者(当事者)の行動“です。

自己分析には「どう思いましたか?」という質問がよく出てくるのですが、「どう思ったか?」というのは当事者の無意識下で生まれる”意図”を含んでいます。

“行動”は無意識に身体が反応した結果なので、それは当事者にとって”事実”となります。
一方で、“意図”は当事者が”思考”で考えた結果となりますので”事実”とは限りません。
そして、この“意図”は”思考”から生じているもの、いわゆる”思い込み”を発生させている場合が多いです。

よく思い込みを外すという言葉が用いられることがありますが、思い込みというのは長年かけて蓄積されてきたものなので、そう簡単に外れることはありません。

思い込みが発生してしまう例

例を出して一緒に考えてみましょう。

あるところに、親(父親と母親)と子どもが住んでいました。
でも、親(父親と母親)と子どもの年は一緒だそうです。
さて…それはなぜですか?





なぜでしょうか?





いかがでしょうか?
その答えは、
夫婦に子どもが産まれて、彼らが父親と母親になった日と子どもが産まれた日は同日だから
です。

夫婦の年齢の話をしているのではなく、親になったタイミングの話をしているので、年は一緒になります。
「いやいや、そんなことないよ!」という声も聞こえてきそうですが、これこそが「思い込み」の正体です。

思い込みは心の石灰化

この思い込みを阪井心の石灰化と呼んでいますが、
心の石灰化が起こると、自分の”本心(無意識)”ではなく、”意図”で考えたことが自分の本心だと勘違いを起こしてしまうのです。

そのため、自ら無意識にノートに書き出したことは全く覚えていません。
むしろ「そんなことを書いているはずなんてないよ!」という反応になってしまいます。

この”心の石灰化”が非常にやっかいで、
頑固に”本心(無意識)”にこびりついている かつ 何層にも渡ってこびりついている
ので、それを外すためには何回も削り取るために
刀を当ててあげたり、衝撃を与えてあげる必要があります。

そうすることで、ある瞬間にボロッと外れたりすることがあるのです。
(ちなみに、この時の爽快感は衝撃的です。)

このように”自分の思い込み”が外れ、”本心(無意識)”に真っ直ぐに向き合うことができた瞬間こそ、価値観に沿って生きるということが初めて可能となります。

阪井は、本サイトを見ていただいている全ての方に、この…ボロッとする瞬間を体感していただきたいと思っています。